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快療法の基本食品

投稿日:2017年1月27日 更新日:

以下は、快療法で推奨している食事の基本となる食品です。注意するのは、1つのものだけをずっと食べ続けないことです。同じものだと飽きるのは、からだの自然な反応です。できるだけ多くの種類をとることを心がけてください。

主食

玄米の中に、麦、大豆、小豆、ヒエ、アワ、キビなどから1種類または数種類を混入した未精白の雑穀食にします(1日に200〜400g)。ただし、玄米アレルギーの人は無理をせず(過度の玄米信仰は逆に害がある)、歴芽米に麦を3割程度入れるようにします。パンなら、全粒粉タイプを選びます。

野菜

根、葉、花、実をバランスよく、できれば皮つきのまま用います(1日に500g以上)。ニンジン、カボチャはカロチンを多く含み、保存性もよいので常用したい野菜です。油を使う天ぶらや炊めものは少なくして、煮ものやお浸し、鍋ものにします。

海藻

味噌汁や五目豆、野菜の煮ものなど、いろいろな料理に応用します。海藻は全般に、腸の働きを助け、血液の浄化や造血を促す作用がありますから、少しずつでも毎日とるようにします。

動物食

丸ごと食べられる小魚を基本に、魚と貝を主に用います。肉類や卵は、食卓の変化のためくらいに考えて、極力控えてください。

調味料

自然塩(精製塩である食塩は避ける)と酒、天然醸造の味噌、醤油を基本に、ニンニクとショウガ、甘味には 羅漢果(漢方に使う果実のエキスを頼粒状にしたもの)か、コーボン(酵母菌飲料)を用います。
酢は、梅酢にするか、スダチ、カボス、ダイダイなどを絞って使います。製品の酢は、特に体調の悪いときには用いないほうがよいでしよう。
ほかには、ゴマを用意して、ゴマ塩、すりゴマなどで多用します。

手絞りのゴマ油とオリーブオイルを基本にします。ドレッシングの油には、シソ油かアマニ油を用います。

ダシ

ダシは、料理にうま味を与え、素材の味を引き出す日本料理の基本です。 ここにこそ、お金と手間ひまをかけてください。




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